すべてが半端

推しが曇って飯がうまい

深淵という現世

アマテラスはひきこもっていたが、賑やかな外が気になって外に出たのだという。人の作る物語という中には外に出たり人間関係が出来ると幸せと言うものが多い。それが幸福でなくてはならないというのが、私へ罪悪感による影を落としている。

私はそんな正義感や社会性に溢れた物語を見ると、自分がみじめで仕方なくなる。夫と過去を分析するうちに、私は騒がしい環境が苦手であることがわかった。騒がしいことが苦手な人間に賑やかな人間関係を幸福に思えというのは無理な話だ。

挨拶をすると素敵な人間という風潮も、私には荷が重い。挨拶なんてするというほど人に興味のあるアピールをする理由がないのだ。