すべてが半端

推しが曇って飯がうまい

距離をとる

夜中に悪夢を見た。母の過干渉を止めようとして投げ飛ばされる夢だった。叫びながら起きると喉はカラカラで咳き込んだ。

私の世代は不幸だ。頼ろうとした親や教師は封建主義もあれば同調圧力が強いくせに自己責任論まで吐いて回るような者たちである。こんな無茶苦茶な世代といたら気が病んでも仕方ないというものである。精神病もまだ解明されてないような状態で、薬の副作用も重く、適切な応答ができる医師も貧しい。身体はトラウマを記録するという本が出る最中、日本ではアドラー心理学の本が流行る有り様である。このような時代だからこそ精神病は増えるのだろうし絶えないのだろうと思う。

だから私は歳上に対して相当身構える。息を吐くように新たな圧力を植え付けてくることを知っているからである。パパ活というものがあるらしいが、その人達はよく価値観の違いに堪えられるなと思う。そして今日もひきこもっているのである。扉を開けたら50年位先の時代にも行けたらいいのにと思いながら。