すべてが半端

推しが曇って飯がうまい

服を買った話

家のコートがなくなった。夫からの貰い物であったダッフルコートの紐が2本も千切れたのである。修理も考えたがそれなりの費用が掛かるようなので買い換えることにした。次はボタンかジッパーにしようとこの時思った。

 

そうしてやってきたのはBOOKOFF。「コートの値段の高さに怖じ気ずいて帰ってくるだろうから中古を買うといい」という夫の提案であった。BOOKOFFで真剣に服探すのは今回が初めてであった。そうして「フワフワは静電気怖い」「モコモコが穴が開きやすい」「ダッフルコートは紐が切れて面倒臭い」「とりあえず黒」という縛りをつけて壊れても面倒ではなさそうなコート探しがスタートした。

 

それから40分、何も買えずにサイゼリヤに入ってうなだれていた。服探しがとても難しい。昔から服を買おうとしては何も買えずに帰ってくることがあった。条件に合う服からさらに普段着るのに違和感のないデザインかを見て、気に入ったと思えばシミがついている……特価品のところにいいものがあると思えばポケットが破れて上の蓋だけが残っている……ニット部分はすぐ劣化する……着てみたら小さくて肩がぎゅぎゅっとする……女性はみな華奢なのだな……と思っているうちにコートの棚を見終わってしまった。セレブな女性が男性に山積みの商品を持たせるシーンがあるが、とんでもない決断力なんだと戦慄した(新品から選んでいる分楽でもあるのは確かだろう。

 

その後届いたプチフォッカとエスカルゴを満喫してわりと元気になったので再びコート探しに行った。今度は男性の売り場である。思えば気に入って腕を通せば肩幅と合わなかったことが敗因なので、男性ものに手を出せば選択肢が広がるだろうと思った。すると10分ほどで見つかった。値段は3千円ほどでわりと新品に近い気がするものが手に入った。こうして1時間に渡っての服探しは成し遂げられた。ありがとうBOOKOFF

 

エネルギーを与えてくれることで服探しに大いに貢献したサイゼリヤの記事がこちらになります。

 

applegazigazi.hatenablog.com」

 

 

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