すべてが半端

推しが曇って飯がうまい

自己肯定感に対する温度差

世の中が自己肯定感を「なんとなく化粧ノリ悪くない?もっと生活習慣整えてキラキラしようよ!」くらいの感覚の悩みだと思っていることにギャップを感じる。

 

からしたら「骨折した後も働かされて骨の破片が体内を傷つけて炎症を起こした挙げ句、間違った骨の繋がり方で昔と同じように動けなり骨密度も下がって骨折しやすくなり症状が慢性化している」とか「やけどして現在進行系でジクジクしている」くらいの認識なので「これが普通だよ!」と曲がった足の骨で歩かせようとするとか「こうするほうが綺麗だよ!」と言ってやけどしてる肌に突然ファンデーション塗りたくってくるような狂気を感じる。悩んでいない人間にそんな簡単なものだと思われることが凄まじく風評被害のように感じる。

 

そんな感じでファンデーション塗りたくってくる人間が増えたら嫌だなって気持ちが凄くあるので、有名な雑誌に自己肯定感特集を組まれてとても悲しかった。商品を使って見たり成分分析した結果をまとめるような雑誌だったので、「気の持ちようです」みたいなありていな話を何ページも載せていることが非常にしんどかった。そんなのムックとか別冊で出せばいいのに何故こんな場所でという悲しみを受けた。気の持ちようなんてお金で買えないものを突然勧めてきて何がしたいんだろうか。服屋に行って服選びをしていたのに突然店員から「貴方の性格はこうなったほうがいいと思いますよ」と言われるような理不尽さを感じた。数少ない情報源だっただけに心苦しい。