すべてが半端

推しが曇って飯がうまい

過保護な親の裏側

私は不登校になってからは親に連れられて医療や福祉の支援を何かしら受けてきた。その親の献身ぶりに「貴方のお母さんは優しくていいわね」とか「あのお母さんじゃなければ貴方は捨てられてた」とか言われてきた。
その裏で私は親から散々「あなたは相談出来ていいわね」とか「自分だけ可哀想だと思って」とか酷い事をいわれていた。

そんなことを白川美也子の話を聞いて思い出した。その話というのは目黒の虐待殺人で不安定になっている人たちがいるというものである。私もあの加害者の「勉強させよう」という押し付け感と人格否定と外面をよくしようとするところが、親の「明るい子にさせよう」という押し付けと人格否定ぶりと世間体を変に気にするところを思い出してしまうのだ。私も親にこれ以上自信がなくなってもよくないから太ってはいけないと言われたことがあった。

福祉に繋がれたならよかったじゃないかということはなく、青少年相談センターは安かろう悪かろうの品質で怒鳴られたり言ったことを否定されたりとろくなことがなかった。カウンセラー雇うお金をお小遣いとして貰えたほうがまだ幸せに生きていたことだろう。

それも母からしたら「話を聞いてもらってるのに失礼、わがまま」と言われた。怒鳴ってくるカウンセラーなんておかしいに決まってるのに、何故私がカウンセラーのことを許さきゃいけないんだろう。従来のストレスに加えて信用できなくったカウンセリングを受けながら、親から嫌味や妬みを言われ続け、明るい普通の自分にならなきゃいけないというプレッシャーを受け続けた。私にますます無力感や無価値観を刷り込んでいったのである。もう何が救いなのかさっぱりわからない。お金くらいだろうか。