すべてが半端

推しが曇って飯がうまい

人が信じられない

理由もなく身体がバラバラな感覚がして、この感覚から再び逃げ出したくなった。休みたい、だが休ませ方がわからない。常に滝壺のように騒いでいる感覚がする。自己否定感がいつも私を揺さぶっている。

人が嫌い、自分も嫌い。少なくとも最初は人だけだったのに人を嫌う私を責められてからは自分のことまで嫌いになった。普通の子になってと言われても、普通の子は授業中に罵声を浴びたりしたいから、罵声を受けて教室を飛び出す私がおかしいと言われることが納得行かなかった。言われたときは酷いと泣いてるだけだったが、私が悪く言われるきっかけになったからと理由で罵声を浴びせた相手を憎みだした。知らないうちに雪だるま式に憎悪が増えて、止まらなくなっていった。止めようとしてもいたずらに誰かに蹴り飛ばされてしまった。蹴り飛ばした子ではなく再び私が我慢すればいいと言われるたび、そんな理不尽な人への信頼は落ちていった。

そんな私を見て知らない人はいうのだろう。誰かに助けを求めればいいと。人と関われば人への感情も変わると。今まで何度その言葉を聞いた先で踏みにじられてきたのだろう。だからその言葉も私は信じられなくなった。今も苦しいけどまた我慢すればいいだけとか、今の自分でない誰かを目指さなくてはいけなくなるとか、否定されるだけなのだ。

だから私は今日も私は間違っていないという安心感に飢えながら、人から間違っていると言われる恐怖に怯えて暮らしている。義務教育なんてなければ、下手なカウンセラーさえいなければ、社会や福祉の中にいなければ、ここまで追い詰められることはなかったのかなと悲しくなる。