すべてが半端

推しが曇って飯がうまい

憂い

芸能人が申告漏れをしたらしい。隠してる雰囲気がないから脱税ではなく申告漏れとされたのだそう。脱税なんてよくある話だし言われたからには支払って終わりだろうが、理由がADHDだった疑惑があるらしい。そこに「この話を見て自分も発達障害と思った人の大半は単なる怠け者」という言い分が出てきたのである。

一旦脱税だか申告漏れだかの話はさておきこの発言について私が思ったことを書かせてほしい。これは最終的にADHDと診断されてきた人たちの追い詰めることになると思っている。何故なら大半の健常者は怠け者かADHDかなんて知ったことではなく、その内容に対する行動でしか見ないからである。診断名があろうと言い訳で流されてしまうし、失敗に漬け込んでくる人間はいる。

こんなことこそ言って何になるとは思うが、診断前にさっきのような話を読んで自己否定感を詰みあげたら時間差はあれど当事者間の殴り合いになるだろうことを思うと悲しいのである。二次障害に引きずり込んで一体何になるというのだろうか。発達障害と言っても千差万別なので、仲よくするとかわかり合えるとは限らないとはわかっているが、環境が変わればどうにかなるかもしれないものを、本人の人格の問題として刷り込んで引きずるような自体は減ってほしいなとは思ったのでこの話を書いた。