すべてが半端

推しが曇って飯がうまい

ひっそり死んでいった自分

また元気がない土日



体育の授業や昼休みのチーム分け、席替えやグループ分け、私は誰にとってもいらない者、いない方がいい者扱いだった。席替えで自分が隣になる事をみんなが嫌った。自分が何をやっても悪いような気がして、罪滅ぼしのように何かしなきゃと常に自分の無価値観をかき消すようにしか動けなくなるうちに、反応で動く動物のようになり、生きていく方法がちっともわからなくなっていった。私はいない方がいいのだろうな、私より他の人といた方がずっと楽しいんだろうなという感覚が生涯付きまとうようになった。

誰を前にしても後ろめたくて、外に出れば自分が突然叱られるような、怒鳴られるような気がして、うまく外に出れないことが頻繁にある。なにかをしようと思うと自分への否定の声が勝手に再生されてしまう。夫はこれを統合失調症と呼ぶが、私にとってそう呼ぶには今まであった事実から基づいた記憶が多すぎる。幻覚や幻聴もない。それとも頭に浮かぶ想起された言葉を人は幻聴と呼んでいるのだろうか。たしかに今まで人は私に出会って間もないのに否定や攻撃をしてきた。
私のように学校に行って人生が終わった人間はどうして生まれてこなくてはならなかったんだろう。他の人間が学校で学んだことが活きている人生を送る最中、私は殺されてしまった。生まれてきたことが間違いだったのだろうか。