すべてが半端

推しが曇って飯がうまい

外に出れない理由

私は人から怒りや悪意をぶつけられやすいので、恐ろしくなって引きこもっている人間である。人が知れていく内に嫌われていったなんてものではなく、初見の人間から怒鳴られたり悪く言われてしまう。引きこもっているから気の所為や思い込みや過去の記憶と言われるだけで、外に出れば事実となってしまう。夫も私といる時の周りの態度の豹変ぶりに「たぶん普段俺は強者の世界を見ているが、氷と一緒にいると弱者の世界を見ることがある」と言っていた。冗談や思い込みでは済まないのだと思う。引きこもることでようやく病気や妄想としてカウントされるようになっただけで、今まではもう物心ついた頃から20年の積み重ねで、それが偶然とは言い切れない事実であると言わざるを得なくなった。あらゆる科の医者も通行人も体験学習先の教員でさえ暴言を吐いてくる。優しくしてくれるのは物をやりとりする店員だけだ。知識や医療を供給する人間相手だと怒鳴られたり嫌味を言われたりして悪意をぶつけてくる。腰痛が痛くても怒られない場所を探せる気がしなくてどうにも出来ない。